はじめまして、わみです

劇団東京トライアングル所属、和田和美@わみの個人ブログです!

悩み疲れて

今は少々、小休止。(といっても時間ないけど)
何度も迷って揺れてたけど、その後に一人で考えるといつも答は同じところに帰ってきてた。何でじゃあ、納得がいってないんだろう、自分で、ってずっと考えてる。何か、ある。それを探ってる。
 頭では、こうしよう、と決めている。気持ちが、どうやら付いていってない感じ。ずっと頭で考えてたから、心が働いてない感覚がする。今、自分は開いてるだろうか?芝居が終った直後なんかは、開いてたものが、やっぱり日数が経つとだんだん忘れてしまうような・・・だから早く芝居やりたい。

 そしたら今日、すごいことがあった。
 仕事で、お客さんのおばあちゃんと話をしていて、一緒に泣いてしまった。一人暮らしのおばあちゃんで、言ってることはイマイチ分からなくて、どうしたら分かってもらえるかな、って話してたら、おばあちゃん泣き出しちゃったんだ。「都会の人は、挨拶しても知らん顔してる」って、「お姉さんみたいな人の方が親切だ」って。淋しいんだろうなあ、と思ったら、その感情がすごい伝わってきて、一緒に淋しくなったような。
 同時に、自分のおばあちゃんを思い出して、ものすごく申し訳なくなって、ごめんねごめんね、って謝ってた。おばあちゃんも、一人暮らしだから。

 現場で会うお年寄りは、大抵話をしたがっている。
 でも、いつも私は、仕事を早く終らせること優先でさくさくとこなしていたので、そういうのも早めに切り上げてた。自分の都合だけ。受け取ろうとしていないから、そんなひどいことも平気で出来る。去り際、お年寄りが淋しそうな顔をするのを見て、自分は酷いやつだ、と思う。でもすぐに仕事に戻してしまう。
 私の仕事は基本、一人で回る仕事だけど、結局人と接する気持ちがあれば、いくらでも交流は出来たんだ。自分がしてなかっただけだったんだ。こんなにも、心が揺り動かされることがあるのに。

 こないだ気付いたこと。
 ことばを扱おうとしている者のくせに、なんて軽はずみにことばを扱うんだろう、自分。
簡単に言ってしまって後で後悔する。重みも何もなく。だからあっさり取り消そうとする。時にはそうも出来ないことも言ってしまってるのに。
 ことばの価値を、分かっていない。
 
 表現者?だなんて、本当は言っていいのか、というほど・・・。
 まったく恥ずかしい限りです。このHPも、垂れ流しではある・・・。