新聞を取っていないので、テレビもあまり見ないので、ネットを開いたときにはニュースを見るようにしてるんだけど。
まあ、ニュースってのは概ね、マイナスなことが多いものか。仕方ないのかね。
それにしても、あぁあ、と溜め息ついたり、おいおいと言いたくなることばっかり。
だから、ニュース見るの嫌になるんだよなあ・・・嫌な気分になるばかりなんだもん。
でもそうやって見ないでいても、臭いものにフタをするだけ、か・・・。
昨日見てたのは、特急電車内での暴行の事件。
席で胸やら何やらを触り、その後男子トイレに連れ込んで暴行。レイプ。
車内には他にも乗客多数いたにもかかわらず、誰も通報せず、とのこと。
トイレに連れて行かれるとき、その女性は泣いていたともいうのに。
犯人が「何みとんじゃ」とすごんだ、ともあるけど。
そして、このニュースについて、色んな記者さんの意見もあり、「誰が悪いのか」論議になっている。
誰が悪いのか・・・
犯人はもちろん逃げられない、罪でしょう。
黙って見過ごした乗客も、悪い?
被害者である女性も、なぜ、反抗できなかったのか、と問われている。悪いの?
更に、その犯人は性犯罪の前科があって、それをなぜ出所させるか、という意見もあり、司法が悪い?
誰が1番ワルイか、って・・・・みんなそれぞれ、どうにか出来たでしょう、って言われるよ。
パーセンテージを論じても仕方ないんでしょうね。
まあ、読んでいると、やっぱり被害者である女性を、「悪い」と責めているのをみるとやはり腹立たしい。
往々にしてよくあるけど、痴漢に襲われた女性とかでも、「誘ったんじゃないの?」みたいに言われること。
確かに、被害者側にもどうにかできたかもしれない、しれないけど、現実に傷ついてるのはその人なのに、なぜそういうことを言うのか、被害にあった上に、またそうやって責められて、また更に傷つく。
同じ女性だからだとは思うけど、それが読んでいて腹立たしい。
それでも%を競うなら、・・・・やはり乗客たちなのかなあ・・・。
せめて車掌を呼ぶとか、できたんじゃないかなあ。
・・・その場に自分がいたらどうだろう。わからないけど。