またまた例によって、忙しくなって書けぬまま、公演は無事(?)終わりました。
見ている方の中にもし来てくれた人がいるのなら、ありがとうございました。
今回もやはり色々大変で、それでもどうにか、終わりました。
1本目の上演のとき、自分は追う立場だったけど、今回は追われる立場になりました。追う立場の辛さはわかっているけど、追われる立場も辛かったんだな、とは思いました。いいもんじゃないよ。上にいるからって。辛いって。
何を言ってやればいいのかわからなくて、どうしていいかわからなくて、でも自分にも意地はあるし、全部もらえるものならばそりゃ全部やりたいし。偽善者ぶって、「一緒にやろうよ!」とも言えなかった私は、なんでしょう。
打ち上げのとき、その子と話そうとした途端、涙が出てきてしまいました。ああ苦しかったんだなあ、私、と思いました。
着物芝居、いいけれどやはり大変。縫い物縫い物、ですよ・・・しかもぎりぎりまで。
今回の公演ほど、直前まで道具やらセットやら衣装やらが出来上がってない、というのも初めてでした。なんだか緩くて、意識がなのか、空気がなのか、焦るというほど焦るでもなく、まだ縫い物してるけど明日開幕だねえええ、みたいな。大体始まってからも帯の細工してたしね。
仕方ない、日々工夫なのです。(言い訳)
今回も、私は役に対しては有利だったので、これに甘んじないよう、次回も(あるならば)気を引き締めて取り掛かりたいところ。だって、役の居方が、考えなくても分かったもの。やりやすかったのです。まあ、更に言うならば、本当は、あの役がやりたかったけどねえ、あの、お姉さんが・・・ふっ。
終わった今は、プライベートの状況などもあり、ほっこりした心持なのでした。
次どうなるのか、さっぱりわからないけど。くすり。