明日土曜日は、通し稽古がある。２チームあるので、両方通す。私はシングルキャストなので、どちらも出る。
一昨日の稽古で、演出家に怒られた。正確には、呆れられた。
今まで、稽古場の空気がたるんでいたのを、大体の上級生は分かっていたのにそのままにしていて、その日の稽古の出来も緊張感のないたるんだもので、後輩の指導も出来ていず、演出家は出て行ってしまった。
これまでに経験した舞台のときにも、大体はこういうプロセスを辿っていて、今回はそれをしたくない、と演出家は最初から言っていたのに、やっぱりこうなってしまったのは、我々上級生の気の緩み、甘さ、奢り、だと思う。
７月１８〜２２日の我々の舞台の前に、実は後輩たちも全く同じ作品を上演するのだ。
７月４〜８日、「ナース･コール」９期生昼間部上演実習。
我々は、９期生夜間部＋専科生公演。どちらも同じ演出なので、その明日の通しを最後に、演出家はしばらく昼間部に集中することになる。我々だけの自主稽古になるのだ。
ますます、自分達で緊張感を創り上げていくことをしないと、元々仲のいいメンバーが揃っているだけに、どんどんなぁなぁになっていってしまう。
自分で自分を追い込む方法を、身に付けなければ。
