はじめまして、わみです

劇団東京トライアングル所属、和田和美@わみの個人ブログです!

とにかくも。

 終りました。本当に、来て頂いた皆様、有り難う御座いました。
芝居の出来からも、長さからも、本当に感謝致します。休憩挟んで同じ話を2回だもの・・・ご苦労様でした、と言わせて下さい・・・。

 今回の芝居、本当に色々なことに気付かされた、そして苦労した芝居になりました。
 一番の原因は、私の甘さと奢りに起因しています。全てが甘かった。前回のかまどがあまり苦労せずにかまどとしていられたせいか、高をくくっていた部分が多々あったように思う。
 役者として、芝居そのものへの取り組み方も、役作りもだし、スタッフワーク的なことでも、何もかもがぼろぼろで、自分が如何に一人で何も出来ないか、ということを思い知らされた。本当に、文香を地で行ける状況だった。台詞がそのまま言える、そんな心理状況。

「私は駄目なんだと思い知った。」
「生半可じゃやってはいけないのよ。」
「小人ほど執着を捨てられないというのは本当だと思ったわ。」
「あれは偽物だったのよ。」
「偽物の張りぼてよ。」

・・・・なのに、全然それを活かすこともなく、台詞は滑りっぱなし。
芝居をするのは苦しいことだと、初めて思った。・・・いや、いつも苦しく思うときはあったけど、それでも段々掴めてくるのに、今回はいつまで経っても何も分からなかったんだ。いや、むしろどんどん分らなくなっていった。人物として分からないわ、人とは絡まないわ、周りの人のほうがよく見えるわ、自分は全て手際が悪く段取り悪いし、裏方としても失敗続きだし、・・・と、このようにいいとこナシ。どんどんドツボに嵌っていった。正直、文香のように、「もう辞める」と言いたい気分だった。それでもやっている私はなんだろう、と・・・。

 その追究は、終った今、じっくりやろうかと思っています。でも立ち止まらずに、常に動きながら考えないと、多分元通りになってしまうから、今はとりあえず、さっさとバイト探さねば!!
 それと、反省と共に、そこから次回への課題も考えて。
 無駄にしない!!この悔しさを!