はじめまして、わみです

劇団東京トライアングル所属、和田和美@わみの個人ブログです!

終演

劇団ICHIGEKI☆必殺「チュパカプ等02」
無事、終わりました。
ご来場いただいたみな皆様、本当に、本当にありがとうございました。


今回の公演、かなり私的に中身の濃いものとなりました・・・。
得たもの?経験値のようなもの?
久々に、役と会話出来ました。
懐かしい感覚でした。
過去のうまくいっていた舞台のときと、同じような感覚でした。
そして、勉強になったというか、
役者として、もあるし、私という人間にとっても、得るものがあった、気がします。


舞台はナマモノだから、いろんなことが起こりますが、
最大のものも起きましたし。
稽古でも起きなかったものが、本番で。
決して、初日から集中力が低かった、とは思わないのです。
当然のごとく、気合い入れて、挑んでいるのです。
それでも起こるときは起こる。
そして、それ以降の、さらなる集中力・・・
なんだろう、命を縮めた気すらします。
「絶対に、絶対にもう飛ばさない」その、私の持てる限りのすべての力で、
すべてに気を張り、注意し、緊張感をもって、毎日挑みました。
いや、当たり前なんですよ。
いつだって、どんな舞台だって、そうあるべきなんだけど。
そのつもりなんだけど、やっぱりきっと、何かがずれているとか、浮足立っているとか、
そういうことで、事件が起こったりする。


とにかくそういう状態で毎日やると。
当たり前だけど、ものすごく精神的に疲れるわけで。


帰りにはいつもぐったりでした。
帰ってから、チケットの処理とかしたいのに出来なくて、
結局翌日朝起きてからになったりしてました。



いやあ。



そんな密度の濃い毎日・・・といってもたったの4日間!



終わりました。



そしてバイトへ戻る。




つまらない日常がまた始まった。




でも。ハレの日がハレであるのは、ケの日常があるからだ。
晴れの舞台があるのは、つまらない日常があるからこそ、なのだ。
そう思って、つまらない日常に戻ろうと思う。


大丈夫、舞台が終わっても、そのときの空気は色褪せていっても、
私の中にえまじさんは残ってる。
その時々の出来によるけど、私の中にかまどはいるし、文香もいるし、篠田もいるし、アオもいる。
そして、えまじさんの存在感は大きい。



私がどれほど自信のない、気弱な人間か、って、思い知った気がするし。
自信のある人はこうなのか、と、もちろん、頭の中で考えた、想像の、創造の産物なんだけど、
それでも。
えまじでいるときの心持ちは、勉強になった。
そして、ドSの心を学ぶ、というね。
ベクトルの向き。
あまりに違うのだな、と学んだ。


えまじさん、時々会話してくださいね。


と思っている。



もう段々、本人以外にはよくわからないことを書いている気がするが。





いつになく。
得たものの多い大きい舞台であった。



成長して行きたい、と思う。